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Gpixel社 3DレーザープロファイリングやUVカメラ用に高感度2Mpix.グローバルシャッターイメージセンサーを発表

2024.09.16

リリース

兼松フューチャーテックソリューションズ(KFT)が日本の販売代理店を務めるGpixel社は、2024年7月7日、グローバルシャッター方式の高速CMOSイメージセンサー「GSPRINTシリーズ」の第4弾となるGSPRINT6502BSIを発表しました。これはシリーズで初めて裏面照射技術を使用したセンサーで感度を向上させ高い角度応答を実現しました。裏面照射型構造と6.5μmの大型ピクセルの組み合わせにより集光率が高く、3Dレーザープロファイリング、科学、UVイメージング等の高速イメージングアプリケーションに最適です。

Fig. 1 グローバル・シャッター高速CMOSイメージ・センサーGSPRINT6502BSIは、130ピンLGAパッケージに搭載されています。

GSPRINT6502BSIは、2048 (H) x 1152 (V) ピクセル、6.5 μm 正方画素であり、3D レーザープロファイラーに最適なワイドフォーマットの1 インチ光学系となっています。1.2Gbpsで動作するsub-LVDS 32ペアの出力により、10ビットで毎秒1500フレーム出力となります。垂直方向に最大8つの領域を指定することでセンサーをより高いフレームレートで動作させることができます。最大フレームレートまで必要とならないアプリケーションでは、出力チャンネル数を2の倍数で減らすことができるマルチプレクサモードも可能です。裏面照射技術により、200nmから1100nmまでの広い波長領域で感度が高く、さまざまなレーザー波長に対応します。さらに、高い角度応答により法線から34度の入射角でも80%の感度となります。PGAゲインが1倍の場合、センサーのフルウェル容量は20ke-で、ダイナミックレンジは57dBです。このアナログゲインは、1倍から7倍まで0.5倍刻みで調整できます。オンチップの 2画素垂直複数画素まとめ機能ビニングを使用して、フルウェル容量、ダイナミックレンジ、およびフレームレートを向上させることができます。垂直サブサンプリングモードも設定可能で、全画角を出力しながらフレームレートを上げることができます。このセンサーは、シーケンサ、SPI制御、PLL、およびアナログとデジタル両方の温度センサーを内蔵しています。

Fig. 2 GSPRINT6502BSIは、裏面照射により紫外域から近赤外域まで高い量子効率を実現

「GSPRINTファミリーのイメージセンサーは、高速イメージングの新たなユースケースを可能にし、3Dレーザープロファイラーなどのシステムにも採用されています」と、Gpixelの最高商務責任者であるWim Wuytsは述べています。「私たちは、高速で優れた画質とUVを含む広い波長帯域感度の両方を求め、ますます多様化するアプリケーションでお客様のニーズを満たすために、この製品群を拡大していきます。」

Fig. 3 裏面照射技術を使用することで、レーザー三角測量用の装置でよくあるように、

入射光がセンサー表面に対して垂直でない場合でも高感度を実現できます。

GSPRINT6502BSIは、130ピンLGAパッケージに実装され、カバーガラスは密閉型または取り外し可能なモノクロセンサーです。

詳細については、info@gpixel.com から Gpixel にお問い合わせいただくか、www.gpixel.com をご覧ください。

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