2020年11月、中国 長春 – Gpixelは、工業用途の1インチフォーマットグローバルシャッターCMOSイメージセンサGMAX2518を製品化し、ポピュラーなC-マウントGMAX製品ファミリーを拡大しました。
このセンサは、Gpixelで実績がある2.5μm電荷ドメイン型グローバルシャッタ-画素を中心に設計されており、4508(水平)x 4096(垂直)の解像度(1800万画素)をもたらし、且つ12ビットで64fps、10ビットで150fpsの高速出力をサポートします。GMAX2518は、ピンとその配置がGMAX2505、GMAX2509、GMAX0505と共通であり、同じPC基板を使用できます。
この2.5μm画素は、最大8000の蓄積電子数、読み出しノイズ2電子以下と合わせて、66dBの最大ダイナミックレンジを達成しています。オンチップμレンズとライトパイプ(光導波路)技術を使用して、センサは、65%の外部量子効率、-80dBのシャッタ-効率(PLS)、秀逸な感度の光入射角依存性を実現しています。
GMAX2518は、32対のsub-LVDSチャネルを使用しており、各々が最高速度960MHzで動作します。このセンサは、低データレートでの動作に対してsub-LVDSチャネルの共用化をサポートします。さらに、windowing(映像の切り出し)、sub sampling(垂直ラインの間引き)や image flipping(映像の反転)など種々の読み出し機能を持ちます。GMAX2518の 226ピン LGA セラミックパッケージは、外形寸法が20.8 mm x 19.5 mmで、29 mm x 29 mmの標準的カメラ筐体に簡単に収まるように設計されています。
GpixelのCCO Wim Wuyts氏は、次のように述べています。「この非常にポピュラーな2.5μm-画素ファミリーに、単一のハードウェアデザインで4種のユニークなカメラの実現をサポートする新たなセンサを、今すぐお客様に提案できることに興奮を覚えます。GpixelのC-マウント適合グローバルシャッターセンサのラインナップの拡大は、私達のお客様に、資源効率と価格効果を高めことが可能な道筋となり、高性能カメラの広範なポートフォリオの開発を力づけます。この製品は、急成長しているGMAXファミリーの一員です。そして、私達は、お客様の投資の大部分がGpixelに向けられ、お客様の助けとなるように、近い将来に渡って拡大を続けて行くでしょう。」
GMAXセンサファミリーに関して
GMAXシリーズは、グローバルシャッター製品のファミリーです。これは、画角1.1インチで26M画素のイメージセンサGMAX0505、その低解像度ピン互換バリエーションとしてGMAX2509、GMAX2505及びGMAX2518を含みます。加えてAPS-Hフォーマットで65M画素のGMAX3265センサ、 35mmフルフレーム51M画素のGMAX4651、及び中判サイズで103M画素のGMAX32103センサを含みます。
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