2021年9月29日付け-
当社が販売を手掛けるGpixel社は、同社のグローバルシャッタイメージセンサのGMAX製品ファミリーに、新たに152メガ画素のGMAX32152を加えます。これは、市場で購入できる最高解像度を誇るグローバルシャッタイメージセンサです。
GMAX32152は、3.2 um電荷ドメイン型グローバルシャッタ画素を、53 mm x 29.4 mm イメージングエリア(対角長 60.6 mm)の中に16556(H) x 9200(V)配列しています。1.8:1の広いアスペクト比は、同サイズフォーマットのフラットパネルディスプレイ検査に最適化されており、又、広視野の航空地図作成アプリケーションの作成効率を向上します。
GMAX32152は、103メガ画素のGMAX32103と、画素および信号読み出しアーキテクチャーを共通化しています。これにより、同一の9400電子の最大電荷蓄積容量(full well capacity)と4電子の読み出しノイズを達成し、67.6 dBのダイナミックレンジを実現しています。
映像信号の読み出しは、38ペアのsub-LVDSチャネルを使用して行われます。各チャネルは、12ビット出力でフル解像度のフレームレート16 fpsを伝達すべく、960 MHzで動作し、トータルの統合データレートは、36.48 Gbpsになります、フレキシブルな出力マルチプレックスのオプションと機能は、様々なイメージングシステムやアプリケーションに対して信号出力をカスタマイズすることができます。
GMAX32152は、外形寸法 68.2 mm x 52 mmの183ピンµPGAセラミックパッケージ製です。感度を最適化するために、ガラスリッド(フェースプレート)の両面に反射防止膜(ARC)がコーティングされています。
本センサには、モノクロ版とRGBベイヤーカラー版があり、ご要望により、どちらも提供できます。モノクロとRGBカラーのエンジニアリングサンプル(ES)は、本日から注文を受け賜ります。製品のリリースは、2022年半ばの見込みです。より詳しい情報については、弊社ウェブサイト経由にてお問い合わせください。また、併せてGpixel社製品紹介ページも参照ください。
Gpixel社は、GMAX32152のデモンストレーションをライブデモとして以下の展示会で実施予定です。どうぞ、当社のブースを訪問ください。
国際画像機器展2021
会場 | パシフィコ横浜 |
会期 | 2021年12月1日(水)~12月3日(金)10:00~17:00 |
下に示す写真は、GMAX32152で撮影されています、写真の下部は、152メガ画素のフル解像度、上部左は、5メガ画素のデジタルズーム、上部右は、1メガ画素のデジタルズーム画像です。
GMAXセンサファミリーに関して
GMAXシリーズは、Gpixelのグローバルシャッタ製品のファミリーです。このファミリーは、26メガ画素で1.1インチフォーマットのGMAX0505、より低解像度でピンコンパチブルな姉妹製品である、GMAX2505、GMSX2509、GMAX2518をラインナップしています。さらに、APS-Hフォーマットの65 メガ画素GMAX3265 センサ、フルフレーム 51 メガ画素の GMAX4651 センサ、中判サイズの103メガ画素 MAX32103、そして、152メガ画素の MAX32152を含みます。
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