ソリューション
IoT化されたセンサー、商品に添付したQRコードやRFIDタグ、直接入力できるタブレット用アプリケーションなどから取得したデータを
Bluetooth、 Wi-Fi、 LTEなどの通信手段でクラウドやオンプレのサーバーに送り、データを収集・蓄積・分析することができます。
更に蓄積されたデータを活用することにより、現場での作業効率を上げることが可能になります。
IoT・DX導入により、業務効率化や生産性向上を成功させた事例を紹介します。
IoTを活用したデータ取得例:漏水検知通知
ビルの空調機械室、半導体工場など漏水してはいけない場所に、バッテリーレスのセンサーを設置します。 取得したデータに対して、アプリケーションで閾値を設定して、漏水時には速やかに検出時間、場所などを担当者に通知します。 迅速な初期対応が可能になり、被害を最小限に抑えることができます。
漏水を検知するためのセンサーには電源が不要で、わずかな量の水分でも発電が可能になります。発電した電気を蓄電し、 昇圧することで発信回路が駆動でき、最終的に漏水したことを通知することができます。 CLEAN-Boost®︎およびロゴマークは、エイブリック株式会社の登録商標です。(商標登録第5997416号、商標登録第5997417号)
IoTを活用したデータ取得例:リアルタイムで畜舎の環境データを取得
畜舎の温度・湿度が家畜の生育にどのような影響があるか確認するため、 センサーで畜舎の環境を自動的に測定し、そのデータを畜舎のダッシュボードに表示させ、家畜への影響をリアルタイムで確認することができます。
IoTを活用したデータ取得例:RFIDで在庫管理を効率化
入出庫作業や棚卸時には一度に大量の商品の情報を確認する必要があり、従来の目視による方法では時間がかかるだけでなく、 読み取り漏れや転記ミスのリスクがありました。 RFID導入により、読み取り範囲内にある複数タグの情報を一括で読み取りができるため、正確かつ作業時間を大幅に短縮することができます。 また、様々な箱が詰まれた倉庫の中から必要な商品を探し出すこともでき、紛失も防ぐことができます。 (また、倉庫で貨物をパレタイズする際、形状の違う段ボール箱をきれいに積めずに何度か積み直すことがあり、都度何を積み込んだかをノートなどに 記載していました。RFIDを利用すれば、パレタイズ後、貨物のデータを一度に読込み可能となり、ノートへの記載が不要になります。)
DXによる業務効率化例①
従来は、LPガスの配送時に紙の納品書、受領書をもとにFAXで送信し、手入力で売上計上していました。 タブレット端末とクラウドサーバーを利用して納品書をデジタル化するクラウドサービスを活用し、 クラウドで各社データのやり取りが完結でき、作業時間が短縮されました。
DXによる業務効率化例②
従来は、鶏舎内の情報(入雛、鶏種、食下量、飲水量、鶏舎の環境情報、ワクチネーション管理)を紙媒体で管理していましたが、 タブレットを導入し、情報入力をデジタル化しました。その結果、紙媒体からPCへの転記が不要となり、業務の効率化を実現しました。 また、誰でもすぐに必要な情報を取り出すことが可能になりました。
当社の養鶏ソリューションが株式会社エー・アンド・デイ様の防水はかり「SH-AWP-BT」 導入事例に掲載
当社の養鶏ソリューションが株式会社エー・アンド・デイ様の防水はかり「SH-AWP-BT」 導入事例に掲載されました。
当社が開発し、株式会社N.G.C.様に提供している養鶏ソリューションに、株式会社エー・アンド・デイ様の防水はかりのBluetooth機能を追加することにより、鶏の体重を自動的にタブレットに取込むことを可能にしました。
株式会社N.G.C.様で当社の養鶏ソリューションを導入した背景や、導入後のメリットを取材撮影した動画をぜひご覧ください。